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はじめまして、もずくです — お迎えから1週間の記録

お迎え当日、キャリーの中で大きな目をしてこちらを見つめるもずく

2026年4月、わが家に新しい家族がやってきました。
サイベリアンの男の子、もずく。生まれて2か月とちょっと。グレーの毛がふわふわで、抱き上げると驚くほど軽くて温かい。

14年連れ添ったちゃんタビが眠ってから、しばらく猫のいない暮らしが続いていました。今度はその静けさのなかに、新しい鳴き声が混ざるようになりました。

このブログは、もずくと過ごす日々を少しずつ書き留めていく場所です。
最初の記事は、お迎えから1週間の記録から。

目次

1日目 — 静かな帰り道

お迎え当日、キャリーの中で大きな目をしてこちらを見つめるもずく
お迎え当日。キャリーの中から、じっとこちらを見ていた

ブリーダーさんのお宅から、キャリーに入れてもらって連れて帰りました。
車のなかでは、想像していたよりずっと静かでした。鳴くこともなく、ただキャリーの隙間からじっと外を見ているだけ。

家に着いて、リビングの隅にキャリーごと置いて、扉を開ける。
すぐには出てこない。中から、こちらの様子をうかがっている。
無理に引っ張り出すのは違うな、と思って、しばらくそのままにしました。

30分ほどしてから、ようやく前足を一歩、外に踏み出した。
それが、もずくとわが家の最初の一歩です。

1日目の夜 — ぴーぴーと小さな声

夜、キャリーの中で落ち着いて過ごすもずく
初日の夜は、安心できるキャリーの中で過ごした

夜、消灯したあとに、小さな鳴き声が聞こえてきました。
ぴー、ぴー、と細い声で。

不安なんだろうな、と思います。
昨日まで兄妹猫やお母さん猫と一緒にいたのが、急に知らない部屋に一匹で置かれているのだから。

ちゃんタビをうちに迎えた14年半前のことを少しだけ思い出しました。
あのときも夜中に同じように鳴いていた。
朝になれば、たいてい慣れる。

もずくも、声はだんだん小さくなって、いつの間にか眠っていました。

2日目 — ご飯と、もずくのトイレ

青いお皿に入ったご飯を食べているもずく
2日目。ためらわずにご飯を食べてくれた

2日目の朝、用意していたご飯を出すと、思ったよりすんなり食べてくれました。
猫を迎えた最初の数日、ご飯を食べないことがあると聞いていたので、これは少し安心。

そして、もうひとつ驚いたことがありました。

用意していた新しいトイレは、もずく用のものと、念のため取っておいたちゃんタビの古いトイレの2つ。
このまま2つ置いておこうか、それとも古い方は片付けようか、まだ迷っていたんです。

そうしたら、もずくは、迷うことなく ちゃんタビのトイレ の方に入って、用を足しました。
それも大の方を、堂々と。

こちらの匂いが残っているはずもないのに。
何か感じるものがあったのか、それともただの偶然なのか。
考えてもわからないけれど、なんだか、ちゃんタビが「ここでいいよ」と言ってくれているような気がしました。

3日目 — 本箱がお気に入り

本棚を背景に、ベッドの上で眠るもずく
本棚のそばが、もずくのお気に入りの場所になった

3日目になると、もずくは部屋のいろんな場所を探検するようになりました。
ソファの下、テーブルの脚のあいだ、カーテンの裏。

そのなかで、なぜか一番気に入ったのが、本棚のそばでした。
本のあいだに体を寄せたり、本棚の前のベッドで眠ったり。

このブログを「ふたたび、猫と暮らす。」と名付けたとき、頭のなかにあったのは、森のなかで本を開いているような、静かで深い時間のイメージでした。
紙とインクの匂いと、猫の毛の匂いが混ざるような、そんな空間。

もずくが本棚のそばを選んでくれたことは、偶然なんだろうけど、
こっちが勝手に「ああ、合っているな」と思えてしまう、そんな出来事でした。

4〜5日目 — 家族の距離

ソファでお腹を見せて伸びているもずく。隣にちゃんタビの写真クッション
ソファで伸びるもずく。横にはちゃんタビの写真クッション

4日目、5日目と日を重ねるにつれて、もずくはどんどんリラックスしていきました。
最初は人の足音がするだけでぴくっとしていたのが、もう気にせず眠るようになる。お腹を見せて伸びるようになる。

家族のそばで、安心して寝られる。
それは猫にとっての、大事なサインなんだろうと思います。

ソファで寝ているもずくのすぐ横には、ちゃんタビの写真をプリントしたクッションが置いてあります。
ちゃんタビが眠ったあとに作ったもので、ずっとリビングのソファにあるんです。

このクッション、もずくが来てから、ちょっとだけ意味が変わった気がしています。
新しい家族が眠るそばで、先輩がそっと見守っている。
そんなふうに見えてきました。

ソファに伏せて、こちらを見るもずく
そろそろ、この家を自分の家だと思ってくれているのかもしれない

6〜7日目 — もずくママになつく

奥さんの腕の中で抱っこされて落ち着いているもずく
もずくママの腕の中で、すっかりくつろぐもずく

1週間が経つ頃には、もずくは家族のなかで「いちばんなつく相手」を決めたようでした。
それは、妻でした。

朝起きると、妻のところに来てぴーぴー鳴く。
膝に乗りたがる。腕の中だと安心しきって眠ってしまう。

「もずくママ」と、いつの間にか家のなかで呼ばれるようになっていました。

朝のぴーぴーは、たぶん「ご飯ちょうだい」のサイン。
だから家では、朝のもずくの鳴き声をふざけて「もずく酢」と呼んでいます。
酢の物のもずく酢じゃなくて、もずくが鳴いて朝が始まる、わが家の小さな儀式のことです。

1週間後の今

床に座ってこちらを見上げるもずく。ふわふわのグレーの被毛
1週間後のもずく。すっかりわが家の子になりました

気づけば、もずくが家に来てから1週間が経ちました。

あんなに鳴いていた夜のぴーぴーは、もう聞こえない。
ご飯も、トイレも、寝る場所も、もずくは自分のリズムでこなすようになっています。
家族の足音にも反応しない。むしろ、足音を聞いて寄ってくる。

たった1週間で、こんなに変わるんだなと思います。
猫の側も、こちらの側も。

ちゃんタビと過ごした14年半は、もちろんかけがえがありません。
そして、もずくと過ごす時間も、これからまた、別のかたちで積み重なっていく。

このブログでは、その日々の小さな出来事を、これからゆっくり書いていきたいと思います。

これからどうぞ、もずくをよろしくお願いします。

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